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2018年入社 ~前回インタビューから2年後~

マーケティングプロデュース部ソリューションチーム

―2021年1月に引き続き、2回目のインタビューとなります。スポーツ関連で企業や自治体におけるイベントの企画運営などに携わられていましたが、現在はどのような案件を担当していますか?

領域は引き続きですが、年々大きな案件を担当するようになってきていますね。いま最も注力しているものとして、2022年1月にJAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビー リーグワン)が開幕して、ラグビーがプロリーグ化され、各チームでホストゲームを集客・運営するようになったのですが、そのなかの名門チームのホスト試合の企画・運営・演出を担当しています。演出では、サッカーJリーグの試合のように、スタジアムで盛り上げのMCが入ったりします。リーグ戦が行われた1月から5月まで、半年間はその仕事で忙殺されました。このような大きな案件を当社に任せていただけたのは、ラグビーW杯関連など、各種スポーツイベントでのマインドシェアの実績に加え、「秩父宮みなとラグビーまつり」というイベントを大手スポンサーとやってきて、イベントの企画運営力を認めていただいたのが大きかったと思います。それも私が担当していたため、現在担当しているラグビー名門チームの案件も私が中心となって推進しています。

―規模の大きなイベントを運営することで、業務レベルではどういう変化や成長を感じますか?

たとえば、以前に担当した地域の子ども向けスポーツ体験講座イベントでは、参加者は毎回30~40人でした。一方、ラグビー名門チームのホーム試合では秩父宮ラグビー場はキャパ2万4000人超です。単純に、自分が原稿を用意したアナウンスがその大観衆に届けられるというだけでも、やりがいを感じますね。その影響力がどんどん巨大化しています。また、そうなると準備することが増え、関係者も増えて、1人では連絡や計画をしきれないことが出てきます。それを同僚や後輩にどう振り分け、指示してやってもらうかが自分の課題ですね。

―そのようなチームワークを推進するために、何か工夫や相談はされていますか?

指導や振り分けなど自分が苦手なところが上手い先輩がいるので、そのやり方から学んでいます。たとえば、丁寧に分かるまで時間を惜しまずに教えてくれるんです。また、叱られた後にはご飯やサウナに誘ってくれるなど、アメとムチのバランスがよいので、信頼関係を築きつつ、成長させてもらえました。そういうことも参考に、私も自分流の指導スタイルを模索中です。そのほか、先輩に聞いて取り入れようとしているのは、イベント運営のマニュアル作りをやってもらうときに、時間はかかるけれど上がってきたものに1つ1つ赤字を入れて戻すということです。口頭で済ませず、なぜこの表現ではいけないのか、などと書き入れて戻すことで、それがしっかり伝わり、その積み重ねで自分でできるようになるでしょう。振り返れば、私自身もそうした先輩の赤字を見て1つ1つ学んできたなと思います。いちいち指摘するのは一見時間がかかって非効率に思えますが、それこそが成長を促すやり方だと信じて、いま意識して取り組んでいます。

―自身の次のステップは何でしょうか?

自分だけでなく、周りを含めて効果的に、活動を最適化して、後輩もどんどん育て、チームとしてより多くの案件をこなしていくことですね。それが会社の成長につながるのだと実感しています。実は2022年5月に、それまでのアシスタントディレクターからディレクターに昇格したのです。それ以前から意識して、部長にも昇格したいと意思表示をしていました。カギになるのは、1つの案件で営業から企画、現場の統括、請求業務まで、一連の流れを細部まで完遂すること。また、粗利を意識して予算管理や先方との価格交渉を行うなどして、案件の利益をより確保することでした。今後はディレクターとして、さらに数字への意識を高め、事業や会社全体への視点も身につけていきたいと思います。

―ディレクターとして具体的に心がけていること、これまでの失敗に学んだことはありますか?

細かいことですが、見積作成した際に、曖昧な項目をそのままにしておかないことですね。案件が大きくなるほど、パートナー企業として発注先も増えるのですが、そこから上がってきた見積も仔細に掌握しておくことが大事だと感じています。たとえば、ラグビー名門チームのイベント運営では発電機などの機器を使いますが、照明の明るさで電力が違ったりします。自分では、照明のために必要なものなのだと思って、そのままお客様に提出していたところ、なぜこんなにかかるのかなどと聞かれたときに、即答できなかったことがありました。そこはやはり、「この規模の演出効果を狙うなら、このくらいの発電が必要」などと、確認して自分でも腹落ちしておくべきでした。担当者として、会社として信頼を得るには、そういう細かいこともないがしろにしてはいけないと改めて感じました。いち担当者なら、確認して連絡するという対応でもよいかもしれませんが、ディレクターという責任ある立場なので、多くを掌握しておきたいと思います。

―マインドシェアへの応募を考えている人にメッセージをお願いします。

夢中になって何かに取り組みたいという人と一緒に仕事がしたいです。現時点でやりたいことが明確でなくてもかまいません。私自身も学生時代には、やりたいことを特にしぼれていたわけではありませんでした。ですが、マインドシェアには、スポーツや地域、リサーチ、食品などいろいろなテーマがあり、コンサルティングやイベント企画、営業など、多様な角度で携わることができます。そうして、いろいろ「やってみる」ことで、夢中になれるものが見つけられるでしょう。私は、大学3年生の時に1週間インターンをして、マインドシェアのそうした雰囲気を知ることができ、後に入社を決めました。オープンな会社ですので、そうやって、どんな人がいて、どんなことをやっているのかを見てみるのもお勧めしたいです。
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