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2019年入社

マーケティングリサーチ&コンサルティング室

―2019年の新卒入社とのことですが、マインドシェアに入社を決められた経緯を教えてください。

就職活動を通じて、何をやりたいかを考えたときに、アンケート入力のアルバイトの際に、この結果はどのように使われるのかと気になったことを思い出しました。それで調査会社やマーケティング会社に興味を持ち、どういう会社があるのかを調べるなかで、マインドシェアを知りました。そうして、今所属しているリサーチ&コンサルティング室について、「お客様の課題を伺い、それに応じた調査方法や内容を随時作り、課題解決まで一気通貫でサポートできる」と説明を受けたのです。調査会社の多くは調査して結果を納品するまでが仕事で、物足りなさを感じていた私には、マインドシェアはまさに理想的でした。また、マーケティング会社でも特定の業界・業種に特化したところが多かったのですが、マインドシェアは民間から公共まで幅広く、多様な業界・業種を扱うため、常に刺激的であり、将来的なキャリアの可能性を狭めることもないと思い、一も二もなく入社を決めました。

―そうして所属されているリサーチ&コンサルティング室の概要と、現在担当されている業務内容を教えてください。

マインドシェアの背骨となる部署で、社内他部署の案件における調査提案から設計、実査、データ分析、レポーティング、企画提案書作成を、対等な関係性のもとで受け持ちます。発言録を起こしたり資材手配といった作業は外部に委託しており、社内では私を含め5~6人のディレクターが主要な業務を行い、そのほかに集計チェックなどのスタッフがいます。案件は営業から持ち込まれますが、お客様への提案段階から加わることも少なくありません。調査内容の作成、実施、回収、レポーティングで約2~3ヵ月かかります。調査対象は、当社でターゲット設定を行い、提携先の調査モニター会社に対象者を選定してもらっています。レポーティングにおける報告自体はディレクターが行います。

―印象的なプロジェクト例を教えてください。

いろいろな案件があり、いま担当しているのは、事務関係と食品(冷凍麺)、住宅、食堂運営などです。印象的だったのは、高速道路に関して毎年実施されるマーケティング調査で、その年に初めて当社で担当することになったもの。ですから、それまでの内容を踏襲するのでなく、改めて内容も精査し、マインドシェアらしく生活者の声を生かそうと考えました。その結果、そこの広告やCMの感想として、「もっと裏側を知りたい」という意見が初めて出てきたのです。するとお客様のほうで、それまでの広報的なお知らせスタイルのCMから内容をガラリと変えられました。そのオンエアを観たときに、自身が携わった仕事が与えた影響というのを実感し、とても印象に残っています。このように、調査と一口にいっても中身は毎回異なり、当社としてもお客様の課題に対して最も適した手段ややり方、対象者の条件などを毎回カスタマイズして提案しますので、手はかかりますが刺激になり、楽しい仕事です。

―具体的には、業務のどのあたりが一番好きですか?

全部ですね。それぞれのフェーズで面白さややりがいがあるんです。最初の、調査の設計は土台になります。目的のためには誰に、何を、どんな風に聞くのか。そこを読み誤ってはいけません。質問の立て方によっては誘導してしまうし、欲しい答が出てこないこともあり、考えるのは非常にやりがいがあります。インタビューでは、回答者によって意見や反応が異なっていたりと、生活者の生の反応に触れられるのが興味深いですね。レポーティングも、調査結果をどう読み解くかが大事であり、そのお客様への伝え方、ストーリーの組み立て方は工夫のしどころです。先輩が築き上げてきたマインドシェアの調査のクオリティに近づけねばというプレッシャーもあり、毎回刺激になります。

―マインドシェアでどういう部分が成長したと感じますか?

聞き方が変わりました。大学時代から人の相談にのるなど、深く話を聞くことが多かったのですが、仕事として話を引き出すことを突き詰めるうちに、微妙な聞き方の違いで応えも変わってくるのだと分かりました。ですから、日頃から誰かの話を聞く際には、言葉の裏まで考えるようになりました。これは今後仕事をしていくなかでも汎用性の高いスキルだと思います。

―では、マインドシェアにはどのような人が向いているでしょうか?

一本、筋が通った人ですね。マインドシェアには、ただ言われたとおりやるだけではなく、自分の考えというのを持って、それを損なわずに通しつつ、全体をまとめ上げようとする人が多いと思います。そういう信念や筋を持っていることが、成長にもつながるのでしょう。ただ、成長という意味では、自分がやり切ったと思うと、その先の目標がまた見えてくるものなので、ゴールがいつまでも見えません。周りの先輩たちを目標にがんばっても、自分と同じく先輩たちもまた成長していくので、なかなか追いつけませんね。だから、常に目標を高くもてるのだと思います。そんな環境に身を置いてみたいという人には、これ以上ない職場です。

―マインドシェアへの応募を考えている人にメッセージをお願いします。

就職活動では、後悔のない選択をしてもらいたいです。学生のうちは、仕事や会社がどういうものかが分からないので難しいかもしれませんが、迷ったまま、緩く決めてしまったりすると、後に大変なこと、辛いことなどがあったときに、あの時こうしておけばよかった・・・となりやすいでしょう。働いた期間を無駄にしないためにも、この仕事、この会社でよいのかと考え抜き、検討し切ってほしいです。そうして、マインドシェアを選んでいただいたら、一緒にいろいろチャレンジしていきましょう。
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